平成16年８月

　昨日と同じ場所とも思いましたが、能が無いので始めての長滝橋の下の瀬へ入川しました。専用区ではないですが流れが強いので網が入らないポイントです。入川直後、深瀬で弱い魚信。水面まで浮かせると、23cmの囮より一回り大きかったので、無理をしないようにためていると、フッと軽くなり痛恨の身切れ。ヘソ鈎が強く打ってあったので、魚信が弱かった分外れずに掛かり鮎に鈎が食い込まなかったようです。その後、しばらく粘りましたが全く反応なし。仕方がないので場所移動。次は背に腹は代えられず、マイポイントの北濃の瀬へ入川。いつもの場所は対岸に先人の姿があったので遠慮して、下の早瀬へ入川しましたがこれが間違えの元でした。先人は忘れた頃に竿が立っていますがこちらは全く反応なし。ようやく対岸へ囮が行ったところで、弱い魚信。ところが先ほどと同じように掛かり鮎が囮とひっついています。いやな予感がした瞬間、先ほどと同じように身切れの水中分解。どうも今日は調子に乗れません。この後もしばらく反応が無く、入川ポイントへ戻り囮を早瀬で無理矢理斜めに上らせると、一気に目印が下へ5mほど走り待望の１匹目。背掛かりで元気があったので次に期待しましたが、結局ここまで。時間となったので諦めて納竿しました。

　このところ、仕事が忙しくなると状況が良くなると言う悪循環。昨日まで白鳥は良かったという話を聞き期待しましたが、今日も型は良かったのですが、数は今一でした。いつもの二日町のポイントに入川。少し様子見をしましたが全く反応がないので、下の早瀬までとっとと釣り下がりました。囮が対岸の方へ移動した瞬間、ゴツゴツゴツという鈍い魚信。竿を立てると魚信の割に大きそうです。下へ下られると面倒なので一気に引き抜くと、23cmのボチボチのサイズ。囮を交換して送り出すと、やはりこの時期の野鮎は元気がありません。それでも、30分ほど様子を見ましたが全く掛かる気配なし。先ほどの養太に交換して、少し釣り下るとものの数分でヒット。今度も24cmと良いサイズ。先ほどのこともあるので、数分養太を休ませてそのまま交換せずに送り出すと、今度は早瀬から急瀬に変わるところで入れ掛かり。魚信は大したことがありませんでしたが引きが強いのでそのままついて行き、少し下手で引き抜くと今季最長の26cm。柳の下ではないですが、再度同じ養太でそのまま送り出し、今度は石裏の弛みで止めていると、また入れ掛かりで23cm。さすがにこの後は同じ養太では反応が無く、時間だけがむなしく過ぎていきました。そろそろ納竿時間になってきたので入川ポイントまで戻り、いつも良型の出る深瀬に目が行きラスト勝負。金属の0.15から0.2号に張り替えて、先ほど釣ったばかりの23cmを付け、送り出すと流れをものともせず潜っていきます。そして、流芯で止まったとき、今日最高の魚信でズガガーーーン！竿が絞り込まれると同時に今季初めての糸鳴り。これはまずいと思い下手へついて行こうとしたとき、曳船が岩の間に引っかかってしまいました。あっと思った次の瞬間、「ヒュー」と、糸なりが瞬間、金属糸の接合したU字部分でプツンと切れて痛恨の共切れ。熱くなって、糸を張り替え24cm囮で再度攻めてみましたが、30分ほど様子を見て反応がないので納竿としました。

　やっとお盆休みがもらえましたが、空が何やら怪しげな気配。台風17号の煽りで前線が刺激されて日本付近は雨。水温が低下して鮎の活性が低くなってしまいました。そんな中、PIOへ買い物のついでに夕方少しだけ竿出ししてみました。水位は平水。いつもの場所はがら空きです。まずは養太なので流れのきつくない深瀬で慎重に攻めましたが反応無し。徐々に囮を下げて波立ち付近まで来たときにやっと魚信がありました。囮を交換して深瀬で反応がないため、いつも良型の来る絞り込みの瀬へ移動。囮を入れて徐々に下げると、良型特有の弱い手応え。一気に下られないように徐々にためながら下がって、瀬脇に寄せたところで一気に引き抜く体制にはいると、腹掛かりか逆さ向き。大きさは21cmの囮より１周りも２周りも大きそうでしたが、一気にすっぽ抜けて水中分解。囮だけキャッチしてガックリ！しかも、囮を見るとよほど衝撃が大きかったのか瀕死の重傷かと思う間もなく昇天してしまいました。こうなると状況は振り出しに戻り、養太君再出動。しかし、この状況が悪い中、次の鮎を連れてきてくれることは無く、雨足が強くなる前に納竿としました。

　月曜日に大敗を期した名皿部橋上の瀬へ買い物のついでに入川した。平日の夕方はほとんど釣り人の姿を見ない場所ですが、今週は結構人が入っています。先日の竿出しポイントに先行者がいたため、一言断ってから入川。でも、全然釣れないとのこと。
　始めは絞り込みの急瀬で竿出し。流れが強いため、18cmほどの囮をつけて滑り込ませると入れ掛かりで22cm。上手からの強風でしたが一気にブッコ抜き、無事キャッチ。２匹目も入れ掛かりの22cmでしたが心臓掛かりの即死。３匹目は同じ囮でまたまた入れ掛かりで24cm。この囮がほとんど泳がず、キープ囮に交換しましたが、後はぱったりと反応がなくなり沈黙が続きました。しばらくして、上手の先行者が遡行していったため場所移動。囮を交換して上へ引いていると、真黄色の22cmがヒット。同所では反応がないので、上手の瀞瀬へ移動。ここで、金属0.2号の太糸ながら入れ掛かりで21cmがヒット。ここから、この後数分おきに10連荘で20-23cmがヒットしましたが、買い物終了の電話が鳴り納竿としました。

　今日も子供を連れて入川。Chikaは疲れて車の中で睡眠。２人を連れて竿出しすると、早速チャラ瀬で反応。子供たちが飽きるまでと思って釣っていると、開始30分ほどでTakaの髪型が変わっています。あれ？と、思い、もう一度よく見ると全身ずぶ濡れ。どうも、石の上でふざけているときに転けたようです。家に帰って子供たちをおいてこようとしましたが、日がすでに陰って間に合わないことと、夏とはいえ田舎は随分涼しくなってきたので、風邪をひかないように早めの納竿としました。

　久しぶりに北濃の瀬へ入川。入川してしばらく反応なし。徐々に釣り下り、20mほど下がった弛みでやっとヒット。しかし、15cmの小型の上顔掛かりでまともに泳いでくれません。囮を交換して、引いていても反応がないので、立て竿にして泳がせると目印が、上流へ一気に走り21cmのまずまずのサイズがヒット。のどが渇いたので、瀬の弛みへ囮を入れて水分補給をしていると、何と目印がありません。竿先を見ると大きく弧を描いていて、３匹目がヒット。これも21cmでした。その後は全く反応がなくなり我慢モード。１時間ほど全く反応がなく、先ほどの弛みで柳の下を狙ってみると・・・・・、やってみるものです。18cmの囮サイズが入れ掛かりでヒット。これを持って下手へ行き、先ほど全く反応がなかったチャラ瀬で泳がせると、足下の石裏で目印が吹っ飛び、22cmの丸々とした良型がヒットしました。この後、チャラ瀬では反応はないので、やや押しの強い早瀬へ移動。ここで２匹ヒットしたところで、時間がきたので納竿としました。

　夕方、Mai&Takaと姪が釣りをしたいというので、安全な中之島下の釣り場へ入りました。始め子供たちの仕掛けをセットしてChikaに任せ、Yasuは釣りを開始。チャラ瀬で泳がせますが反応無し。そのうち、子供たちが飽きてしまい、Chikaが久しぶりに竿出し。囮はヘロヘロでしたが、そのままでいいと言うことだったので、上手から見ていると、Yasuがチャラ瀬で２匹上げたところで、こちらを見て手招きをしているではありませんか。急行すると何とあのヘロヘロ囮で１匹ゲットしてしまいました。その後、Maiが岩で転けて足を大きく擦り剥き大泣きモードになったので納竿としました。

　一昨日の夕方ボチボチだった鮎立専用区上の瀬へ入川した。仕掛けをセットして送り出し、曳船を安定させているとすぐに魚信があり、１匹目をゲット。しかし、この後全く反応がなく持久戦。２匹目が来たのは２時間近く経ってからでした。２匹目をセットして、瀬へ送り出すと入れ掛かりで３匹目。これで波に乗れるかと思いきや、その後もなかなか魚信がなくトロ場で泳がせていると小型の16cmがヒット。その後も忘れた頃にトロ場で２匹掛かり、一昨日の３倍近い時間を掛けて、匹数がやっと越えました。

　久しぶりに名皿部橋上の瀬へ入川。いつものポイントは空いています。早速準備をしていると下手の２人が連続で掛けています。期待を胸に囮を送る出すとシーーーン！恵比寿鮎で泳ぎは抜群ですが、全く反応無し。そうこうしているうちに下手の１人が、すぐ下手に入ってしまいました。このところ郡上の釣り師でマナーが悪い人はいなくなってきたのだがこれには絶句。おまけに入れ掛かりで自慢げに上手のこちらの方ばかり何度も振り返って・・・・・。今まである程度のことは何とも思わなかったのですが、今日ははっきり言って頭に来ました。と、話がそれましたが、昨日の22cmの囮に付け替え流芯へ送り込むと、ものの数分で弱い魚信。次に一気に瀬を遡り落ちらへ向かってきます。あまりにも近くまで来たため、引き抜きにくいなぁ、と思って抜いた鮎は何と、方向がそれて、しかも風で竿が煽られバランスを崩したところ、掛け鈎だけがタモに引っ掛かってしまいました。掛かり鮎だけではなく、囮鮎まで後ろへ吹っ飛び、ゲームオーバー？と、思い後ろを見ると、何とちょうどその場所だけ岸が出っ張っていて、２匹の鮎は陸上でパタパタパタ！急いで２匹をタモへ入れて、大きさを見ると囮より一回り大きな23cm＋の良型でした。仕掛けを直して囮をこの良型に変えましたが、さすがにトラブルの後で泳がず。北からは雷雲が迫りゴロゴロと鳴り始めたので、早めに納竿としました。
　しかし、話をぶり返しますがここ数年で一番腹の立った釣行でした。

　昼前後に仕事があったことと、高鷲の網漁が解禁になったので、なるべく流れのあるポイントを狙って竿出ししました。囮を送り出して数分で１匹目がヒット。顔掛かりでしたが何とか元気よく泳ぎました。しかし、なかなか２匹目が来ません。仕方がないので、しばらくしてから瀞場で様子を見ていると、いきなり目印が10mほど吹っ飛びました。細糸だったので、慎重に引き寄せてくると思ったより大きいです。足下まで来たのでそのまますくい上げると、高鷲では久しぶりの22cmでした。このころから、南の方から雷鳴が聞こえ始めました。それと呼応するかのように、ポツリポツリと瀞瀬でヒット。ところが６匹目がヒットしたあと７匹目が瀬で掛かり、絶好の背掛かり。慎重に引き寄せて手元まで来たのはいいですが、手持ち糸を持ってタモへ・・・・と、その瞬間鼻環付近でプツン！痛恨の共切れとなり、目の前の山に雨がかかってきたため納竿としました。