鼻環周り


 ここに紹介する鼻環周り仕掛は、平成元年頃から愛用してきた仕掛です。初期の頃は全体を黒で統一していましたが、chikaも鮎釣りを初めるようになり、泳がせるときの囮の見やすさのために、平成8年から黄色に統一してみました。特に釣果が悪くなったりよくなったということはありませんが、淵で泳がせるとき、囮の居場所がはっきりと分かり、重宝しています。


材料

上 段
 仕掛糸(7cm)
下段左
 鼻環(6〜7号)
下段中
 背針(2号)
下段右
 ハリス止め(極小小)
・仕掛糸は市販の極細天井糸用の蛍光黄色。通常7cm(早期は6cm)
・鼻環は”がまかつ”の6〜7号。”がま”の鼻環は平打ちしてあって持ちやすく、何よりも安い!
・背針はコンバット逆さの2号。色はゴールド。
・ハリス止めは極小小。
この他に、根巻糸(黄色)、アロンアルファー(接着剤)


作り方

鼻環の接続

1、左図のように、仕掛糸の端に接続します。
 (接続については、いろいろな方法がありますが、今まで試した接続の仕方のうち、この方法が一番簡単で、確実に接続できました。)

2、余分な糸(図の下側の糸)を切ります。(好みによりますが、私の場合はほとんど切りません。)

3、アロンアルファーは、背針をつけてからつけます。

左図が鼻環接続完成図

背針とハリス止めの接続

4、仕掛糸をハリス止めに通し、仕掛糸の先端から7mm程度のところで折り返す。

5、背針をハリス止め側に弧が向くように仕掛糸に重ねる。(左図参照)

6、ハリス止めと背針の弧を親指と人差し指でしっかりと固定して、根巻糸をムラなく巻く。(根巻糸は一重巻で充分ですが、心配ならば二重巻する。)

7、根巻糸を巻いた部分にアロンアルファーを一滴たらす(下図青矢印部分)。
8、はみ出した余分な根巻糸を切る。(左図赤線部分)

9、先程の鼻環の接続部分にもアロンアルファーを一滴たらす。(下図青矢印部分)

手持ち糸接合部

10、アロンアルファーが乾いたら左図赤丸部分を二つ折りにし、重ねて”8の字”結びにする。(鼻環の方より背針の方がやや短くなるようにする。)



色について
 Chikaが泳がせ釣りをするとき水中で囮が一番見やすいように、黄色で統一してありますが、好みにより黒色に統一したり、色の統一をしなくてもいいと思います。ただ、色を変えたからといって、釣果に変化があることはないと思います。


鼻環周り完成品




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