平成21年

化石採集記録


 

月日(曜日) 10月31日(土) 天 気 晴 天
産 地 岐阜県瑞浪市
収 穫 サメの歯(カルカリヌス)、アンシストロレピス
シクロカルディア等

 22ヶ月ぶりの瑞浪です。前回は2時間の時間制限がありましたが、今回は時間制限はないのか、指定されませんでした。現地に着くとChikaは寒いと言って読書モード。3人でハンマーをぶら下げて、採集地へ向かいました。現場では既に7〜8組の家族が地形を変えていました。いつもの場所に陣取って早速採集開始。Mai&TakaはMyハンマーとタガネでめいめいに掘り始めています。Yasuも大ハンマーを振っていつものように大きな岩盤をガンガン割っていきましたが、めぼしい獲物はサッパリ。やっと出てきたのはバラバラになったサメの歯やアンシストロレピス。年甲斐にもなくがんばって地形を変えましたが、今回も不発の採集に終わりました。

月日(曜日) 9月20日(日) 天 気 晴 天
産 地 福井県立恐竜博物館
収 穫 発掘体験に参加(巻貝)

 夏休み中、無料の日にあわせて発掘体験を申し込んでおいたのだが、恐竜博物館の手違いで、無料日が1週間ずれていた(「HPの無料開放日の日にちが違うのではないか」と博物館にメールで問い合わせて確認したが、全く返事はくれずに、HPの日にちだけが修正してあったのには愕然としてしまった!)ため、1ヶ月ずらした無料日に発掘体験を申し込んだ。朝6時半に起床。7時半に出発予定だったが、出発間際に突然の腹痛で出発できたのが8時少し前。白鳥を抜けて久しぶりの九頭竜湖を横目に一路福井県勝山市を目指した。予定では3時間弱を見ておいたのだが、結局1時間半で到着。まだ時間があるので先に博物館見学。中に入って4人ともビックリ。スケールが違う・・・。1ヶ月前の岐阜市博物館の催しは何だったんだというスケール。いつもの調子で見学するととても1日で回れないので、足早に見学して、体験の時刻になったので公園の管理事務所へ。体験場所でいろいろ説明を聞いて、何と今年の1万人目がすぐ目の前にいて、記念品贈呈。説明もしっかり・・・と言うか長い!結局、10分ほど話などがあり、発掘終了は時間通り。おまけに割るのに手頃な石はほとんど無く、持って帰って良い化石は1つだけ・・・。え?これは完全に化石採集をしたことがない家族向きであった・・・。と言うことで、Mai&Takaは不満たらたら。とりあえず、次回また荘川か瑞浪へ連れて行ったやると言うことで納得させて、再度博物館へ移動。続きのブースから見学を開始。一通り見た後、恐竜折り紙がしたいというので、とりあえず子どもだけ押し込んでベンチでうつらうつら。お土産を買いたいというので売店へ行くと物凄い人。諦めさせて、とりあえず駐車場へ行くと外の売店は人が少なめ。入ってみると、Maiが欲しがっていたキーホルダーはこちらの方が色々あってなんだか良さげ。土産を買った後は、お決まりの公園へ。ここで1時間以上遊んで、夜釣りを予定している福井市方面へ向かった。
 蛇足になるが、当日転勤で福井に家探しに来ていた義理の弟が、何と翌日帰りの給油をしたガソリンスタンドの向かえ側のマンションと賃貸契約していたと言うことが後日分かってビックリしました。

月日(曜日) 8月30日(日) 天 気 晴 天
産 地 岐阜県高山市荘川町松山谷
収 穫 アンモナイト、二枚貝

 釣りで大和あたりまで足を伸ばそうと考えていたが、前日Mai&Takaがどうしても化石採集に行きたいというので、昨年収穫の多かった松山谷の産地へ行くことにした。現地に着くと、昨年貝類がたくさん出たポイントは瓦礫に埋もれていたので、新しくポイントを探すことから開始。とりあえず子どもたちには適当に掘らせて、露頭をくまなく観察すると、プレウロミアらしき二枚貝が顔を出していた。そこを中心に本格的に割り始めたが、なかなか次の獲物が出てこないため少しポイントをずらしながら叩いていくと、ようやくモディオルスが顔を出した。暫くして、子どもたちもこちらのポイントへ来て3人並んで叩き始めたが、いつもの如くTakaは採集と言うより、岩石破壊が目的のような割り方。それに対してMaiは慎重に少しずつ確認しながら割っている。やっとMaiがトラキアを見つけると、いじけモードもTaka。仕方がないので割り易そうな場所を見つけて割らせると、ここでもトラキアが顔を出して、2人ともやる気モード。しかし、この後なかなか良い物に巡り会えず惰性で割る時間が続いた。そして、Yasuが割っていた場所の岩をTakaがはずして、「これ何?」と差し出した。すると、そこにあるのは紛れもないアンモナイトの印象。どこから出たのか確認すると少しわかりにくいが、内型が残っていた。慎重に割っていくと、ちょうど外周の半巻分が残って他はグサグサになっていました。その後、モディオルスが連続して産出。疲れてきたので休憩していると子どもたちも終了したいというので、撤退とした。13時過ぎから18時近くまで4時間以上ほとんど休みなしでハンマーを振り回してフラフラだったので、久しぶりに湯平温泉に使って身体を休めることとした。

月日(曜日) 8月21日(金) 天 気 晴 天
産 地 岐阜県岐阜市科学館
収 穫 恐竜ワールド2009を見学

 化石フォーラムの際に頂いた、岐阜市科学館の恐竜ワールド2009に行ってきた。最初に体験教室のクラフトザウルス(スピノサウルス)の組み立てに参加。その後、化石ワールドを見学したが、ものの1時間ほどで見学終了。他に何か無いかと2階へ上がると、あるわあるわ。名古屋市の科学館ほどではないが、Mai&Takaが好きそうな展示の数々。3時間ほど掛けて隅から隅までじっくりと楽しんできた。

月日(曜日) 8月2日(日) 天 気 晴 天
産 地 岐阜県高山市荘川町
収 穫 化石フォーラムに参加

 今年も化石フォーラムに参加しました。。午前中は、国立科学博物館の真鍋主幹と、恐竜ハンターの大桑様のお話だった。午後は生憎の雨なので、化石産地での採集は中止になり、尾上郷から産出した岩石の中から化石を見つけるという、雨の中では子どもたちには気の利いた体験だった。Mai&Takaが見つけ出したのは貝の化石ばかりだったが、亀や卵の殻の化石を発見した人もいたようだ。しかし、相変わらずTakaは岩石をたたき割る事ばかりに集中して、化石を見つけることは二の次。少し方向が違っているが、釣りをしているときもこのスタイルなので、親は諦めモードである。




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