平成16年９月

　渓流釣り最終の出漁。最後は何とか大物と思い高鷲の大堰堤の下へ入川。堰堤から徐々に釣り下り、湯平温泉の下ほどで他の入川者がちらほら見え始めた頃、大石裏にきれいに餌が流れ込み、合流点に入ったところでグーウッと押さえるような魚信。さっと合わせると、一瞬ググッと引き込まれましたが、すぐにフッと軽くなり、痛恨のハリス切れ。この後人が増えて、見える範囲に６人の釣り人。こうなると身動きがとれないので、同じ場所で粘りましたが、深瀞で再度合わせ切れをして、諦めて納竿としました。
　これで、今季は完納竿となります。帰宅後、お世話になった釣り竿を１本ずつお湯につけて、翌日洗浄。乾燥機で丸２日間乾燥させた後、事前に納竿したサツキ用の竿とともにケースに保管しました。

　渓流釣り最後の支流。最後にもかかわらずどこも状況が良くないので、牧歌で子供を遊ばせた後いつも入川する道路沿いのポイントへ直行。川の状態は最高に近い状態。しかも、数頭目で早くもリリースサイズながらヒット。期待して探りましたがこの後なかなか魚信が出ず苦戦。分流の瀬尻で空合わせのつもりで合わせたところ、18cmのアマゴがヒット。下手の新しくできた淵で粘ってみましたが、２匹リリースサイズがヒットしたのみで諦めて入川ポイントまで戻り、すぐ近くの瀞場で20cmのイワナがヒットしたところで目印が見にくくなったので、納竿としました。

　今日は大和町で鮎釣りと考えていましたが、昨夜の雨で水位が急上昇。とても鮎釣りができそうにないため、諦めて渓流釣りとしました。始めは白鳥の北濃へ入川。本流の初期に良かった場所を数カ所探ってみましたが、ヒットしたのは10cmほどのアマゴのみ。30分ほど様子を見ましたがダメだと判断して、高鷲へ戻り切立川出合へ入川。下の淵では何と鮎釣りしている人が・・・こんな時期に釣れるのか？と思いながら、対岸の瀬脇を狙って探りましたが、ウグイが１匹ヒットしただけで納竿としました。

　前日、中央で鮎釣りの方は成果があったので、今日は渓流釣りとしました。夕方、牧歌の里へ行った帰りにいつもの支流Cの橋から入川。先日の台風による大水で子供と一緒に良く竿出しする淵が埋まっていました。竿出ししてすぐに橋下で根掛かり。鈎を外しているうちに雨が降り出してしまいました。時々強く降ってきましたがせっかく準備をしたのでそのまま釣り上がりましたが、魚信の方がほとんどありません。途中、護岸された深場の瀬尻で、餌をあげようとしたとき、餌を追って20cmほどのアマゴがジャンプしてきましたが、まともなサイズはこれくらい。リリースサイズが３匹掛かったところで雷が鳴り始めたので納竿としました。

　久しぶりに支流へ入川。入川ポイントの淵ではなかなか魚信が無く、諦めて空合わせをすると、二十数cmのアマゴかブドウムシの餌を追いかけて来て、慌てて沈んでいった。当然のことながら、この後全く反応なし。少し下ると、下手に釣り人の姿。向きを変えて遡行していると、なかなか魚信がありません。数回分流でヒットしたところで、先ほどの釣り人に先行されて、この場を撤退。300mほど車で上り、ザッと攻めてから本流へ向かいました。本流では淵で全く反応がなかった代わりに、いつも魚信の少ない平瀬でヒット。幸先良かったのですが、２匹目がヒットしたとき天井糸からプツリと切れてしまい、替えの天井糸を持っていなかったため、涙をのんで納竿としました。

　先週の土曜日に活性が良かった中之島下へ入川。いつものように一番下の淵から竿出しすると、今日はヒットするポイントがいつもと違い、流れ尻ではなく瀬脇の巻き込みで魚信が集中しました。相変わらずウグイも良く顔を出したが、先週ほどはヒットしてこなかった。徐々に釣り上がり、段々瀬は今日は不調で魚信が少なく、上のチャラ瀬では対岸側で時々魚信が出た。最上流部の深場では流れ尻で今日最長の20cmがヒット。その後、中之島の右岸流で２匹リリースサイズがヒットしたところで、上手の釣り人と出くわし納竿とした。

　夕方入川。時間がないので手っ取り早く出合から釣り下ることとした。出合のポイントでは全く反応なし。徐々に釣り下り下の深瀬脇で初めての魚信。下へ移動して、早瀬の底を叩くように攻めましたが今回は全く反応なし。代わりの今までヒットさせたことのない瀬脇のポイントでヒットした後、根掛かりして天井糸から切れてしまったので早めの納竿とした。

　今度は、夕方に昨日攻めたポイントの上手から入川。始めの淵では鮎が元気よく残りアカをハンでいましたが、本命のアマゴはさっぱり。ここでもウグイばかりで顔を見せてくれました。このポイントを諦めて遡行。段々の瀬でやっとアマゴがヒット。段の一つ一つを探っていくと、半分くらいで魚信がありました。徐々に上っていき、広い平瀬に期待しましたが、今回も良さそうな場所は全くダメ。唯一リリースサイズがヒットしたのみで、上手の良さそうなポイントに着く前に暗くなってしまったので納竿としました。

　昨日攻めたポイントの下手から入川。徐々に釣り下がりながら攻めていくと、良型の出そうな瀬では全く反応なし。少し流れを外した脇や分流ではキープサイズ前後の丸々としたアマゴがヒットしてきました。一番下の淵で粘ってみましたが、ここでも竿をしならせるのはウグイばかり。結局20cmオーバーは拝むことはできず納竿としました。
　近くで、白川状態の瀬で鮎釣りしている地元の人がいましたが、台風前は良型が結構来たが、台風後は全くダメになったと言うことでした。

　前回全くダメだったので、夕方チョイとだけ竿出しです。時間がないので上の淵へまず入川。流芯を流しますが全く反応なし。諦めて落ち込み脇を狙うと反応がありリリースサイズ。数匹続きストップ。再び流芯脇を流すと時々魚信はありますが、鈎に乗りません。やけっぱちで流芯へ投入して下りながらなじませ、空合わせのつもりで様子を見ると、何とヒット。しかも最近になく強い引きです。そして、浮いてきたのは久しぶりの20cmオーバー。慎重に取り込み、長さを測ると22cm。見かけよりやや小さいなーというのが実感でした。その後、急速に暗くなってきたので、出合の瀬へ移動。数投目で15cmが来ましたが、後はここでもリリースサイズのみで目印が見にくくなったところで納竿としました。