平成16年4月

　海釣り最終日。例によって師崎漁港の新堤で竿出しです。昨日より人は多めなものの、いつものこの時期と比較すると半分の釣り人も居ませんでした。今日も子供達は2年前のタコを思い出して、タコタコと言っていましたが、全く反応無し。唯一、外向きに投げておいた竿にイシモチが釣れただけで後は沈黙。3日通して、キープできたのがこの1匹とは何とも情けない釣行となりました。

　夕飯後、一寝入りしてしまい釣りをやる気無し。ところが、子供達は元気いっぱいです。どうしても、夜釣りに行きたいというので重い腰を上げて、師崎漁港へ向かいました。しかし、昨夜とは打って変わって、突堤には結構な人が居ました。子供達が騒ぐと迷惑になるので、ここを諦めていつもの師崎港の外灯下へ入りました。しかし、夜も昼と全く状況は変わらず。一度も魚信を感じることなく納竿となりました。
　船着き場入り口で中側へ投げ込んでいた若者は、セイゴや良型のタケノコメバルを上げていました。

　土曜日の昼というのに新堤にはほとんど人がいません。市場では青空市が開催されていましたが、こちらの人の入りも今一でした。
　いつものように、チョイ投げで小物狙いに徹しましたが、全く反応無し。外向きも餌取りすら居ない状態が続いて、なすすべ無し。結局子供達は堤防をよじ登ったり、滑り降りたりで、釣り以外で楽しんでいました。

　MaiとTakaがどうしても釣りをしたいから山は嫌だと言い出し、渋々海へ行くことにしました。目的地はいつもの南知多師崎です。夕飯をすませて餌を購入。堤防に着いたのが何と23時過ぎ。しかし、車の中でぐっすりと寝ていた子供達は、パワー全開で一目散に堤防へと走っていきました。
　仕掛けをセットして、肌寒い中２人の元気な子供達は大はしゃぎ。投げた竿を握りしめて、リールを巻くことだけに集中していました。そして…、例によって一番最初に釣り上げたのは、Maiでした。巻き上げるときにプルプルときたと、言っていたとおりチビメバルをヒットさせていました。その後はしばらく沈黙が続いて、お星様の連続でしたが、納竿間際にTakaもメバルをゲットして、両者満足の初日となりました。