平成21年9月

　いったんは帰路につこうとした物の折角だからと言うことで、もう1カ所様子を見てから帰ることに。付近で有名なのは鷹巣漁港と言うことで、向かったのだが、ここはYasuが小さい頃家族で来る予定だった国民宿舎があるところ。その時はもう1軒泊まる予定だったカレイ崎荘が音信不通で、結局旅行が中止となった嫌な思い出がある地であった。現場に着くと、すぐに駐車するところは見つかったものの物凄い人。これでは、子どもしか竿出しできないので、2本だけ竿をセットすると、珍しくChikaが釣りをすると言い出した。3人並んで、ブッ込みをしたり脈釣りをしたり、何か適当に釣りをしているという感じであったが、3人仲良くメゴチ1匹ずつヒットさせ、最後にユムシ餌に25cmほどのフグがヒットして、Takaは魚信だけ楽しんだ。
　周囲も全く釣果無く、こんな所で良く釣ってるなあという場所であったが、流石に家族連れがほとんどで、みんな楽しそうに釣りをしていた。

月日	9月20-21日(土-日)	天気	晴　天	水況	クリア	風	弱　風	場所	福井県坂井市福井港
時刻	18:00〜11:00	潮汐	大　潮	潮時	下　げ	釣法	ブッ込、サビキ	写真		備考	−
餌	イシゴカイ アミエビ ユムシ				釣　果	Chika：− Yasu：豆アジ Mai：豆アジ、サッパ、キス Taka：サンバソウ　　　　　　　　　全てリリース

　初めての北陸釣行。情報はとりあえず釣友のMから仕入れていたが、昔とはだいぶ状況が違うようでしかも夜は全く周囲が分からず、ただ竿を出しただけ。当然全く釣れず、車中泊。翌朝早く起きて周囲を見ると所々で竿出し開始。慌てて仕掛けをセットしようとすると、何と道具箱にサビキ仕掛けが入っていない。ショックでクラクラーと来ましたが、ならば自分でつくろうと言うことで、袖鈎を胴突きにセットして、たまたま持っていた赤いゴムを刺して完成。第1投目。見事に豆アジがヒット。簡単じゃんと思ったがそうは甘くなかった。2投目、3投目・・・全くヒットせず。暫くしてMaiが起きて来て、タッチ交代。数投で豆アジヒット。しかし、同様にその後なかなか乗らずに、日が高くなってきてしまった。見るに見かねた隣のお爺さんがサビキのセットを恵んでくださり、ここからが勝負かと思ったのだが、時既に遅くなかなか魚が寄らず。周囲も撤退し始めてアジは反応がなくなり、時々サッパがあたるだけ。今度はTakaが起きて来て釣り始めると、隣のお爺さんもやって来て、色々アドバイスしてくださったり、餌をとってくださり、Takaにサンバソウがヒット。結局、北陸まで来て南知多より貧果で帰ることになってしまった。
　隣のお爺さんと結構長く話し込んだが、今年は異常気象なのかアジがほとんどは行ってこないとのこと。普段なら20cmほどのチンタがかなり釣れるらしいが今日は全く釣れないとのこと、30年以上通っているがこんな年は珍しいと言うことで、最悪の時に北陸へ行ってしまったようだ。しかも、最近は10cmほどのアオリイカを喜んで餌木でとってしまうから大きなアオリイカが少なくなってしまったと嘆いておられた。
　そんな北陸だが、釣り場で感心したのはゴミがほとんど落ちていないことだ。これは南知多でも見習わないといけない。とにかく南知多はゴミが多い。自分のゴミくらいは最低持ち帰るようにして欲しい。長良川も然りである。