鮎の干し物は、地方によっては保存食として珍重されているようで、天然鮎を使っていますが。我が家では、天然鮎の保存は冷凍庫で、時々出して塩焼きや鮎飯で楽しんでいますので、天然鮎を干し物に使うことはありません。と言うことで、干し物の主役は養殖鮎です。養殖鮎は餌に人工飼料などを与えられているようなので、内蔵まで食べることはできません。それに、天然鮎と比較するとどうも味が落ちます。そこで、釣り仲間に教えてもらったのがこの干し物でした。
@ | アジの開きと同じように養殖鮎を腹から開いて、内臓を取り除きます。 |
A | 水でよく洗います。 |
B | 両面によく塩をすり込みます。 |
C | 塩をすり込んだ鮎をざる(市販の一夜干しネットでも可)の上に並べて、一昼夜ほど日陰(又は冷蔵庫)に干します。 |
D | 両面をこんがりと焼いてできあがり。(塩気が多いので食べ過ぎに注意!) |
類 似 品
鮎の風干し | ||
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材 料 | 4人前 | 鮎(4匹)、味醂(大さじ3杯)、酒(大さじ2杯)、薄口醤油(大さじ3杯) |
@ | 鮎を水洗いして3枚におろし、腹骨をすき取ります。 | |
A | おろした鮎を味醂・酒・醤油を混ぜた調味料に約1時間漬け込みます。 | |
B | 汁気を切ってざるに並べ、5〜6時間干します(冷蔵庫の中でも可)。 | |
C | 両面をさっと焼いてから皿に盛り、いただきます! |