う る か


 ”うるか”は鮎の内蔵の塩漬けを言いますが、その種類はいろいろとあるそうです。鮎の内蔵を塩漬けにした”腸うるか”。白子と卵巣を塩漬けにした”子うるか”などです。”子うるか”は期間限定で、終盤鮎の時期しか作ることができません。作り方は単に材料を塩漬けにするだけですが、酒の肴には最高の一品です。寄生虫などが心配な時は一度冷凍したり、酒で洗った方がいいと思います。


材 料 分 量
天然鮎 適量
基本的に漬ける内臓と同重量(好みにより加減して下さい。)


@  ”腸うるか”は天然鮎の糞のある腸を取り除いた内臓、”子うるか”は終盤鮎の白子や卵巣を取り出します。
A  内臓は基本的には洗いませんが、酒で洗っても良いと思います。
B  乾いた器に材料を入れて、上から塩を振りかけます。
C  乾いた箸でよくまぶしてから、蓋付き瓶に入れます。
D  ”腸うるか”は冷蔵庫に入れてどんどん追加していき、秋頃常温で発酵させます。
 ”子うるか”は冷蔵庫に入れたまま追加して、次の春頃まで漬け込みます。
E  時期が来たら、乾いた箸などで取り出してそのままいただきます。




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