渓流釣り



あ ま ご 天魚、甘子、雨子、 別  名 アメノウオ、キンエノハ、タナビラ
学  名 Salmo(Oncorhynchus) masou ishikawae 英  名 AMAGO
種  族 サケ科サケ亜科サケ属 体  長 30cm
特  徴  体側に7〜11個の暗青緑色のパーマークがある。背には小黒点、側線の上下から背にかけて、朱紅点が散在する。ヤマメの仲間とは、この朱紅点の有無と棲息分布域(東海以西の太平洋側)がはっきりと異なっていたことから、その亜種に分類される。小黒点が頭頂にまである個体や、朱紅点がほおにおよぶ個体も見られる。この有色点の状態は、河川ごとや個体ごとに変異が大きい。尾びれの上下の縁は鮮朱色、尻びれの先端は白色を呈する。大河川の大型個体は、夏に体側が銀白色となり、パーマークが不明瞭になることもある。
 産卵期には、雌雄ともに側線付近が黒ずみ、太い黒色の縦条が入ったようにみえる。
降海型 サツキマス




いわな 岩魚、嘉魚
学 名 Salvelinus leucomaenis f. pluvius (japonicus)
種 族 サケ科サケ亜科イワナ属
体 長 30〜60cm
特 徴  側線から腹側にかけて、橙色や黄色、桃色の小班点が散在する。また、側線から背にかけて、さらに小さい白色斑点が散在する。斑点の輪郭は明瞭で、背の斑点は頭頂まで広がることはない。ただし、地域によっては側線下方の斑点が白色の個体や、背の斑点が頭頂まで広がる個体、斑点全体が小さく不明瞭である個体なども出現するので、本型と他型のイワナを外見で完全に区別することは難しい。また、まれに斑点が全く現れない無斑イワナや、斑点がくずれて縞模様となった流れ紋イワナなども出現する。
降海型 アメマス




やまめ 山女、山女魚
学 名 Salmo(Oncorhynchus) masou masou
種 族 サケ科サケ亜科サケ属
体 長 30cm(体長が30cmを越えるものは珍しい。)
特 徴  体がやや側扁し、吻(口先)がまるく、尾びれの切り込みも少し深い。背はわずかに緑色を帯びた黄褐色で、体側の下の方にかけて次第に淡くなり、腹面は白い。体側にはサケ科幼魚期の特徴である黒いパーマークが並び、側線部にはうっすらと紅をはいて美しい。背から側線にかけて黒点が散らばるが、近縁のアマゴと異なり、朱小点は全くない。胸びれは淡黄色で、尾びれの上縁と下縁は赤い。小さな支流や日の当たらない生息場所では、体色が黒くなる傾向がある。
 成熟した雄は、雌より体がわずかに側扁し赤みを帯び、頭が大きく、吻も上あごもやや長い。大きい雄ほどこの傾向が目立つ。雌の体は少し丸くて黒い。
降海型 サクラマス


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